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(ノ゚Д゚)こんばんはTemaです。

PCの故障をきっかけに、パソコンとモバイル機器の未来について、
ふと思ったことがあるので書いてみます。

家族用のデスクトップパソコンが壊れて、
今日の半日くらいかけて、販売店・メーカーへの問い合わせをしたり、
日本HP内の分解手順を示すガイドに沿って開けてみたり、
修理に出すために中のデータのバックアップを取ったり、

ということをしていました。

その過程で感じたことは、

「パソコンは、使いやすさという点で決して万人向けの装置ではない」

「今後、パソコンやモバイル機器がさらに利用層を拡げる為には、
 省機能,シンプルにするという流れが不可欠ではないか」


ということでした。

今回の件から2点をご紹介します。

1.トラブル解決の困難さ


光学ドライブの異常停止が引き金になってフリーズが起きたのですが、
その現状を正しく理解するためには、かなりの時間とスキル、
そしてメーカーサポートを要しました。
私はWindowsを3.1以来、そこそこ使い続けているウィナーですが、
いざトラブルとなれば、
メーカーサポートのような適切なチャートがないと、
原因を突き止めるのが難しいことを理解しました。

パソコンはあまりに多機能であるが故に、
「フリーズした」という状態に対して、それこそ無数の原因が考えられます。
できれば修理に出さず、自分で解決したいものです。
しかし、その原因をユーザーが自分で一つ一つ潰していく、
場合によっては分解・交換を行って解決する、というのは、
豊富なスキルと時間を求められる作業で、
非常に限られた人にしかできないことだと思います。

多機能ゆえに修理に時間がかかる、というのはメーカー側にとっても同じことです。
以前、別のパソコンを修理に出した際に、
私は、何が原因で壊れたかがはっきり分かっていたので、
症状を正確に伝えて、できれば早く返して欲しかったのですが、
手元に戻ってくるのに4週間ほどかかりました。

販売店に「なぜ時間がかかるのか?」と聞いてみたところ、
パソコンの場合、1箇所修理して返して動かなかったでは困るから、
基幹部品は全点検するために時間がかかってしまう、とのことでした。

また、パソコンのユーザーサポート窓口の人の大変さというのも、
伝え聞いたことがあります。

パソコンの多くの機能を使う人は、おそらく少数だと思います。
大多数を占めるライトユーザーとメーカーにとって、
今や、パソコンが多機能であることは、
障害でしかなくなっているんじゃないかな、と思います。

2.データ管理の煩わしさ


結局、サポートセンターとのやりとりの結果、
「修理に出しましょう」ということになりましたが、
それからも大変でした。

パソコン内に入っている、写真や音楽や文書やメールやらのデータを、
残らずバックアップを取ってあげなければいけません。
前述の通り、光学ドライブが動かないために、
ポータブルHDDを持ってきてコピーをとりました。

今や、パソコンのHDDは、
実質的に家族のアルバムとなっていることがほとんどだと思います。
そんな大事なパソコンを修理に出す際、
ユーザーは、内部のデータが消えてもよい、という誓約にサインをさせられるでしょう。
このとき、ポータブルドライブを持たない人は、
自分のデータを守るためにどうすればよいのでしょう?
たまたま、誰かのヘルプが呼べたとしても、
その誰かは、初めて触る他人のパソコンのデータを、
どこに何があるか探して取り出すことができるのでしょうか?

これは「詳しい使い方を知らない人が悪い」ではなく、
OSやメーカー側が動くべき問題だと思います。

個人的には、
あらゆるユーザーデータは、ある一つのフォルダの下に置かれるべきで、
しかも、ボタン1つでフルバックアップが取れるように設計すべきだと思います。

OSやメーカーに求めること


以上、2点の気付いたことを紹介しました。

パソコンを使う人は、今後も増え続けると思います。
その中で、
「誰にでも、気軽に使えるように」
というのは流れとしてあると思います。

その為には、従来のWindowsやMacは明らかに複雑過ぎで、
もっと小サイズ、省機能、
極論を言ってしまえば、
写真を貯める、音楽を貯める、ネットにつなぐ、といった機能に対してそれぞれ1機、
つまり、一つ一つをできる限り単機能化すべきだと思います。
いろいろしたければ、
それらを積み木のように重ねるか、従来のような総合機を買うか、でいいのです。

現在、確かにそれらの単機能機器は存在はしていますが、
あくまでもパソコンが別に存在することが前提であることと、
それぞれが全くばらばらのインターフェイスや規格であることが問題です。


この文を書いている間にも、時代は進んでいます。
私はWindows 7をまだ見たことがないのですが、
彼らはどのような方向に舵を切ってくるのでしょうか?
楽しみでもあり、不安でもあります。
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