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(ノ゚Д゚)こんばんはTemaです。
トロロッソのドライバー決定について、今宮純氏がこんな記事を書いていました。
私はぐるぐるさんのブログやSAKAさんのmixi日記でその記事を知ったんですが、
その三方の文章を読んでいてぼんやりと思ったことを書いてみます。
トロロッソのドライバー決定について、今宮純氏がこんな記事を書いていました。
私はぐるぐるさんのブログやSAKAさんのmixi日記でその記事を知ったんですが、
その三方の文章を読んでいてぼんやりと思ったことを書いてみます。
今宮氏の記事は、
トロロッソが琢磨を選ばなかったことに対して、
というところから始まり、
と、以下、佐藤琢磨vsセバスチャン・ボーデの比較へと続きます。
この比較内容が、「客観的?」という部分がいくつかあり、
SAKAさんは怒りとともに嘆いていました。
例えば、
【1】 スポンサー
は年俸対スポンサーフィーという形でまとめられていますが、
ベッテルと比較したボーデの年俸のみに触れ、
小チームであるSAから高年俸を取っていた琢磨には触れていなかったり、
【2】 テクニカルフィードバック
でボーデについて全く言及されていなかったりして、
というSAKAさんの指摘通り、
ちょっと客観的とは言えない内容になっています。
して、今宮氏は分析をこう結びます。
注として一言入れるならば、「すべてをひっくり返」したかどうかは不明です。
ボーデ優勢、のニュースが1月に複数流れた点からすると、
むしろ疑ってかかるべきかもしれません。
氏によれば、あくまでもドライバーとして負けたのではなく、
マネーで負けたということなのでしょう。
流石にそれはボーデが気の毒…というか、
もし内容で琢磨のほうが高評価だったのだとしても、
「資金獲得まで含めてドライバー能力」という事実の前にはどうしようもないし、
そもそも氏の分析が誤りで、
総合評価でボーデに軍配が上がったのかもしれません。
仮定も結論も乱暴と言わざるを得ません。
随分と長くなってしまいましたが、
「ジャーナリストを名乗る人間が公式サイトで書いた文章が、
こう偏った文章でいいものなのか」
というのが論点です。
良くない、と私は思います。
読んでいて感じたのは、ジャーナリストというより、
ファン代表の文章というほうがしっくり来るよなー、
ということでした。
一方で、
氏のような人は必要だとも思うんです。
07富士の運営(元ファイルは音声で既に消失)や、
SAF1撤退に対して、
他のコメンテータが沈黙か当たり障りない発言をする中、
どちらも憤懣やる方ない、という感じのコメントを出しています。
恐らく閉鎖的であろう業界において、
こういうことを書ける、言える人が影響力を持っていることは、
大きな意味があると思います。
この意味で氏は、間違いなく貴重なジャーナリストでしょう。
もう一つ書くならば、
TVでちょくちょく変なこと言っていたとしても、
SAF1最終戦となった08スペインの解説で涙声になってしゃべっていた今宮氏のストレートさを、
私はキャラクターとして嫌いになることができないのです。
「罪を憎んで人を憎まず」ではないですが、
今宮氏がジャーナリストたり得ない、という批判をするのであれば、
嘆くべきは氏そのものよりも日本のF1論壇だろうと思います。
長々と書いてすみません。
上手くまとめられなくて、変な文章になっています。
私がこの記事で最も言いたいことは、実はこれからです。
中嶋一貴が居るにも関わらず、
今宮氏をはじめとした日本のF1ファンにここまで言わせてしまう(!)琢磨の魅力は、
本当に凄いと思うんです。
沢山の人が「琢磨ならきっと」という目で今も見ていると思います。
「日本人だから応援する」という枠を完全に越えています。
ボーデさんには気の毒ですが、
彼が目の敵にされるのはやむを得ないことでした。
トロロッソが琢磨を選ばなかったことに対して、
こういう形で決着をみるとは意外というか無念というか、日本人として複雑な思いがある。
というところから始まり、
なぜブルデーか。客観的に○×方式で琢磨と比較してみよう。こんなことはどこの専門誌もネット情報もやっていないので。
と、以下、佐藤琢磨vsセバスチャン・ボーデの比較へと続きます。
この比較内容が、「客観的?」という部分がいくつかあり、
SAKAさんは怒りとともに嘆いていました。
例えば、
【1】 スポンサー
は年俸対スポンサーフィーという形でまとめられていますが、
ベッテルと比較したボーデの年俸のみに触れ、
小チームであるSAから高年俸を取っていた琢磨には触れていなかったり、
【2】 テクニカルフィードバック
でボーデについて全く言及されていなかったりして、
「琢磨を選ぶべきだった」という結論ありきで、
そこに向かって 都合の良い点だけを挙げているに過ぎない
というSAKAさんの指摘通り、
ちょっと客観的とは言えない内容になっています。
して、今宮氏は分析をこう結びます。
こうして見てきて個人的に推定すると、やはりブルデー側が集めた相当額の「マネー」が最終段階ですべてをひっくり返す決定打になったとしか思えない。
注として一言入れるならば、「すべてをひっくり返」したかどうかは不明です。
ボーデ優勢、のニュースが1月に複数流れた点からすると、
むしろ疑ってかかるべきかもしれません。
氏によれば、あくまでもドライバーとして負けたのではなく、
マネーで負けたということなのでしょう。
流石にそれはボーデが気の毒…というか、
もし内容で琢磨のほうが高評価だったのだとしても、
「資金獲得まで含めてドライバー能力」という事実の前にはどうしようもないし、
そもそも氏の分析が誤りで、
総合評価でボーデに軍配が上がったのかもしれません。
仮定も結論も乱暴と言わざるを得ません。
随分と長くなってしまいましたが、
「ジャーナリストを名乗る人間が公式サイトで書いた文章が、
こう偏った文章でいいものなのか」
というのが論点です。
良くない、と私は思います。
読んでいて感じたのは、ジャーナリストというより、
ファン代表の文章というほうがしっくり来るよなー、
ということでした。
一方で、
氏のような人は必要だとも思うんです。
07富士の運営(元ファイルは音声で既に消失)や、
SAF1撤退に対して、
他のコメンテータが沈黙か当たり障りない発言をする中、
どちらも憤懣やる方ない、という感じのコメントを出しています。
恐らく閉鎖的であろう業界において、
こういうことを書ける、言える人が影響力を持っていることは、
大きな意味があると思います。
この意味で氏は、間違いなく貴重なジャーナリストでしょう。
もう一つ書くならば、
TVでちょくちょく変なこと言っていたとしても、
SAF1最終戦となった08スペインの解説で涙声になってしゃべっていた今宮氏のストレートさを、
私はキャラクターとして嫌いになることができないのです。
「罪を憎んで人を憎まず」ではないですが、
今宮氏がジャーナリストたり得ない、という批判をするのであれば、
嘆くべきは氏そのものよりも日本のF1論壇だろうと思います。
長々と書いてすみません。
上手くまとめられなくて、変な文章になっています。
私がこの記事で最も言いたいことは、実はこれからです。
中嶋一貴が居るにも関わらず、
今宮氏をはじめとした日本のF1ファンにここまで言わせてしまう(!)琢磨の魅力は、
本当に凄いと思うんです。
沢山の人が「琢磨ならきっと」という目で今も見ていると思います。
「日本人だから応援する」という枠を完全に越えています。
ボーデさんには気の毒ですが、
彼が目の敵にされるのはやむを得ないことでした。
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無題
今回の今宮さんの記事はジャーナリストというより
ファン目線のものですね。
怖いなーという思いはあります。
ところで今更ですけど何故琢磨はこんなに人気があるんでしょう。
ファン目線のものですね。
怖いなーという思いはあります。
ところで今更ですけど何故琢磨はこんなに人気があるんでしょう。
Re:無題
私見ですが、
そんなに怖がることもないんじゃないかと思うんですよ。
人の肩書きで文章に価値を付けるか付けないかも、
読んだものがチラシの裏か論評記事か判断するのも、
結局は読み手次第だと思いますから。
琢磨の魅力は、
常に前向きなコメントを見せられる内面の強さだったり、
スタッフやファンへの感謝の気持ちがひしひしと伝わってくる態度だったり、
時に迷惑なくらいアグレッシブなドライビングだったり、
それが時にばしっと決まって結果出しちゃうところだったり、
なんというかこう、「理屈抜きで応援したくなる」ところだと思いますよ。
そんなに怖がることもないんじゃないかと思うんですよ。
人の肩書きで文章に価値を付けるか付けないかも、
読んだものがチラシの裏か論評記事か判断するのも、
結局は読み手次第だと思いますから。
琢磨の魅力は、
常に前向きなコメントを見せられる内面の強さだったり、
スタッフやファンへの感謝の気持ちがひしひしと伝わってくる態度だったり、
時に迷惑なくらいアグレッシブなドライビングだったり、
それが時にばしっと決まって結果出しちゃうところだったり、
なんというかこう、「理屈抜きで応援したくなる」ところだと思いますよ。
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